陣痛や出産は痛いと聞くけれど、痛みへの対策はあるの?

陣痛とはどんなものなのでしょうか?
言葉はよく聞きますが、実際にはどんなふうに起こるのか疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私の体験をもとにお伝えしていきます。

また、出産の痛みはどんなものなのか、人それぞれ産まれるまでにかかる時間が異なっていたり、自然分娩、計画出産、無痛分娩などにもより痛みには様々な感じ方があると思います。
そんな中で私が体験した「自然分娩」の痛みとその対策についてお伝えしていこうと思います。

陣痛とは?

陣痛とは、赤ちゃんが外に出てこようとしている時に、ママの体が一生懸命赤ちゃんの出口を広げている時に起こる痛みのことです。

初めは30分くらいの間隔で陣痛が起こりますが、出産に近づくにつれどんどん間隔が短くなっていきます。

出産では何が痛いの?

よくドラマなどで出産シーンがありますが、すごく痛そうですよね。「ドラマだから大袈裟に演技しているんじゃないの?」と思ってしまいますよね。
実際はと言いますと、

「本当の出産はドラマみたいに痛いのか」という質問に対して、答えは「YES」です(笑)

これから出産を迎えるという方には怖がらせてしまうかもしれませんが、最初から最後まで「痛い」です😭

痛みがどんな時に伴うか、出産の流れに沿ってお伝えしていきますと、

陣痛の痛み(最大級)

産まれた後に残る痛み

トイレに行ったときの痛み

授乳時の痛み

大まかにこの4つが挙げられます。

よくドラマなどでは産まれる直前ですごく痛がっていますよね。

しかし実際は、この「もうすぐ産まれる」という時はさほど痛みは感じませんでした。
産まれる直前は「やっと産まれる」という安堵感があり、後は息を吐きながら数回力むだけで産まれてしまうので、さほど痛みは感じていません。
それよりも、そこに至るまでの陣痛の痛みの方が何100倍も強いです。

陣痛の痛み 対策

出産時、この陣痛が痛いのです。10分〜1分くらいの間隔で陣痛の痛みがやってきます。
妊婦検診時に行ったノンストレステストで調べたような弱い陣痛とは全く比べものにならない痛さで、ノンストレステストのメーターもMaxの振れ幅になっていました。

私が陣痛に耐える時に行った対策は、深呼吸を続けることです。
「大きく息を吸って大きく息を吐く」これを陣痛が引いていくまで繰り返し続けながら耐えます。

耐えるときに力が入り息を止めてしまうと赤ちゃんに酸素がいかなくなってしまうので、深呼吸することはとても大切です。

こんなことをお伝えすると、「そんなに痛いのなら耐えられるかわからない…」と思われるかもしれません。私も出産前は想像できず、怖かったです。
でもその時が来れば耐えられます😀ママはとても強いです。

産まれた後に残る痛み 対策

一番痛い陣痛を終え、無事に出産した後にも痛みはあります。

出産直後〜4日間くらいは痛くて歩くのが大変でした。

私が行った対策は、そろりそろりとなるべく痛くないように歩くことです。

5日間の入院で、退院する頃にはだいぶ回復して普通に歩けるようになっていましたのでご安心くださいね☺️

トイレに行ったときの痛み 対策

出産後はトイレに行くのが怖くて大変でした。

対策は、助産師さんに相談して、痛みどめや整腸剤をもらうことです。

助産師さんは出産を終えたばかりのママの体をよくわかっていますし、毎日体調を確認しにきてくれます。その時に伝えると良いでしょう。

授乳時の痛み 対策

授乳に関しては人それぞれですが、出産後母乳が出始めたら早速赤ちゃんに飲ませていきます。
赤ちゃんは生まれたばかりで母乳を飲むことが上手ではありませんし、ママにとっても初めての仕事です。まだお互いに慣れていないため、授乳時に傷ができてしまい痛みが出ます。

このときの対策は、馬油やオリーブオイルで保湿をすることです。

保湿をこまめに行うことで回復が早くなり、次に飲ませやすくなります。

保湿剤は病院の売店や、薬局、赤ちゃん用品店などでも手に入るので、入院中や退院後にも続けてケアをすることができます。

私もかなり保湿剤にはお世話になりました。入院時に赤ちゃんの口に入っても安心なオイル系の保湿剤を用意しておくと役に立つかもしれませんよ。

まとめ

陣痛とは?

陣痛とは赤ちゃんが通る入口を作るためにある程度の間隔で起こる、痛みのことでした。
出産で痛いと感じるのは主にこの陣痛です。

出産では何が痛いの?

出産では陣痛の他にも、産まれた後に残る痛みやトイレに行った時の痛み、授乳時の痛みなど多くの場面で痛みを感じます。
助産師さんはこう言っていました。「もう何やっても痛い。」
出産は本当に命懸け。体の負担がものすごいですが、それを代償に生まれてくる子は本当に可愛いです。
退院時に助産師さんから「せっかく痛い思いして産んだんだから、子育て楽しんでね!」と言ってもらったことはよく記憶に残っています。
痛い思いをして産んだ子、それはママにしかわからない、ママの誇りだと思います☺️

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目次/この記事でわかること